ヘザーヒルズファームからのお便り
ヘザーヒルズファームからのお便り

ヘザーヒルズファームからのお便り

ヘザーヒルズ ファームのジャム  16th Nov. ’16

2016年11月17日

ヘザーヒルズ ファームがあるブレアゴリィ近郊のフルーツ農園にとって今年は素晴らしい年になりました。 初夏からの天気は素晴らしくいろいろな種類のフルーツの花が咲きました。 フルーツ農園では従来のラズベリーやストロベリーの産地にも関わらず近年畑の一部を新しいフルーツに移行しています。 チェリーやブルーベリーの苗を植えています。そのためラズベリー・ストロベリーの収穫が減りました。

スコットランドのスーパーマーケットは今年イングランド産ラズベリーを大量に仕入れた為、スコティッシュ ラズベリーはイングランド南部へ販売されました。  そんなことから 私達はスコティッシュ ラズベリーの生産が復活することを願っています。 なぜなら私達の素晴らしいラズベリー・ジャムを作るのにはスコティッシュ ラズベリーでなければ味が変わるし美味しさも損なわれるからです。 ブレアゴリィとその近郊のラズベリーの美味しさが私達の素晴らしく美味しいラズベリー ジャムを作るのでエリザベス女王にも献上出来るのです。

2・3週間の短い秋の後、先週冬がやってきました。 私達はもう少しの間、雪が降らないことを望んでいます。 なぜなら木々や草々が鮮やかなオレンジ色や赤い色に彩られて壮麗な色合いの景色を楽しみたいからです。 日本の秋も美しいのでしょうね。

少し早いですけれど、 私達のハニーを愛して下さる日本のファンの皆様、 どうぞ素敵で幸せなクリスマスと新年をお迎えくださることを、遠いスコットランドの地からお祈りいたします。

                              マーク、バーナード、アラン、アーロン、ピート と ヘザーヒルズ ファームのスタッフ一同 そして ミツバチ達

お待たせしました  13th. Nov.’16

2016年11月16日

日本の皆さまお元気ですか? お待たせしました、10月14日の続きのお便りです。

私達は約2週間前に最後のリング・ヘザー・ハニーを収穫しました。 今年の収穫量は近年に比べると比較的良かったですけれど、それでも昔のように沢山は採れませんでした。 昔は毎年倉庫に入らないほどたくさん収穫出来ました。 そんな時代は森の中にある倉庫も周辺もヘザーの花の香りで、ヘザーの荒野にいるようでした。 懐かしいです。  そんな年が再び訪れることを心から願っています。

今年のヘザー・ハニーの色はいつもより明るい色になりました。  品質はいつもの様に優れていますし、味はとても素晴らしいです。 楽しみにしていて下さい。 ご存じのようにヘザー・ハニーは時が経つにつれて色が濃くなってゆきます。 熟成してゆくのですよ、ワインの様に。

ヘザーヒルズ ファームのミツバチ達はいつもの様に健康で元気にしています。 現在の私達の仕事のお話しをしましょう。

9月に入ると、すべての巣箱はそれぞれの女王蜂がゆっくりと休めるのに十分な環境に整っていますので、働き蜂達が蜜を貯蔵する巣枠に戻れなくならない様に、巣枠をしっち外さなければなりませんのでより慎重に作業をします。 なぜなら、 気候が暖かい間は働き蜂たちはとても攻撃的になるからです。  今日(11月10日)アーロンと新しく私達に加わった養蜂家のピートは最後の養蜂地域のブレーマーからラズベリーの広大な畑があるここブレアゴリィに移し彼らに餌を与える、次の準備をしなければなりません。

今年、ブロッサム・ハニーの収穫が少なかった為、ブロッサム・ハニーの販売制限をしなければならないでしょう。 これはアーロンがヘザー・ハニーの収穫を増やすために巣箱数を調整したことと、ブロッサム・ハニーの収穫時期に天候が良くなかったことによるものですが、彼の決断はただしかったです。 なぜならヘザー・ハニーの収穫が増えたからです。

私達の地域はベリー類の産地です。 ブロッサム・ハニーの蜜源です。  私達のジャムの原料となるフルーツのお話しは次回に、 でもすぐお知らせします。

   マールより

やっとティータイムが・・・  14th Oct. ’16

2016年10月17日

日本の皆さまお元気ですか?  前回お便りしてから一か月以上も過ぎてしまいました。

9月は巣箱を集めたり、ヘザー・ハニーが集まった枠を巣箱から外し大きな遠心分離機に取り付けて、ヘザー・ハニーを採る仕事で毎日忙しい日々でした。 枠から採りだしたヘザー・ハニーを保存用のドラム缶に入れ、蜜蝋で蓋をします。 スコットランドの市場では私達のヘザー・ハニーが7月で完売してしまいましたので納品を急がなければなりませんでした。 私達のはちみつは瓶詰めもラベル貼りも手作業ですから結構大変な仕事です。 機械を使うのは、はちみつを枠から採りだす時に遠心分離機をモーターで動かす時だけで、あとは全部手作業なのですよ。 日本の皆さまはこの時代にと思われるかも知れませんが、私達は私達のミツバチ達が一生懸命集めてくれたヘザー・ハニーを大切に思っているからです。 ミツバチが一生に採ることが出来る量がどの位かご存じですか? スプーン1杯なのですよ。  ですから私達は大事に扱わなければなりません。

瓶詰めとラベル貼りは出荷する時にします。  ちょっと一段落しましたので、ティータイムが出来るようになりました。  では、これからショートブレットとスコティッシュ・ティーで。。。

    マーク より

久しぶりの便りです  1st Sept ’16

2016年9月2日

日本の皆さまお元気ですか ? シェイラ アンド ロコのロコから何度もメールで今年のブロッサム・ハニーとヘザー・ハニーの収穫状況やこちらの気候などについて知らせてほしいと連絡がありましたけれど、 やっと返事をすることが出来ます。  でも、すごく忙しかったので、ちょっと休暇をとってスペインへ行っていました。 気温が35度で素晴らしかったです。  日本も暑いようですけれど私は暑い気候の方が好きですので日本が羨ましいです。

さて、私達の事ですが、冬の間に沢山のミツバチが寒さのために死んでしまいました。 巣箱は150個以上へりました。 今年の春は気候に恵まれ沢山の花が咲きました。 私は過去にこんなに素晴らしい桜の花と野生の花々が一度に咲いた年を覚えていません。  これらの花のおかげでミツバチ達はいつもより早く蜜を集める準備が出来たのですよ。

春は忙しい季節でもあります。 すべての巣箱を開け、1つ・1つの巣箱から女王蜂をみつけてペイントで印をつけます。 なぜなら新しく生まれた女王蜂を見つけ易くするためです。 良いお天気に恵まれ作業も順調に進みました。 でも、苺・キイチゴ・グーズベリーなどベリー類の花が咲く時期になったら天候が悪くなり、ブロッサム・ハニーの収穫に大きな影響がありました。 収穫はわずかでした。 でも、少しでもブロッサム・ハニーが採れたことに感謝しなければなりません。

7月にすべての巣箱をワイルド・ヘザーの咲く荒野に移しました。 これは夜から朝日がでる前までに終わらせなければなりません。 7月末にはベル・ヘザーの花が咲き始めます。 いつになったら天気が良くなるのかと思いながらミツバチ達の世話をし、 ベル・ヘザーのはちみつの収穫をしました。  8月になるとリング・ヘザーの花が咲き始めます。 アーロンと私(マーク)は今年こそたくさんのヘザー・ハニーが採れるように祈りながら作業を続けました。

今年、リング・ヘザーは例年より少し早く7月末ころから咲き始めました。 例年より1・2週間早かったのです。 天候は近年と同じように平均して1ヶ月の半分は雨ですが、花が咲き続けるのには必要です。

こちらでは2015年産のヘザー・ハニーが7月には全部売れてしまいましたので、現在ヘザー・ハニーはゼロです。 ですから沢山のヘザー・ハニーを収穫できることを心から願っているところです。 日本の皆さまは私達のヘザー・ハニーが好きですか? 私達スコットランド人のように・・・   では、 2・3週間後にまたこちらの状況をお知らせしますので、少しの間お別れです。

     マーク・ヌーナン

やっと来ました

2016年9月1日

やっとヘザーヒルズ ファームのマークから近況を知らせてきました。 今年初めてのニュースレターです。 こちらからは何度もメールをいれたのですけれど何にも連絡がありませんでした。 昨年こちらのサーバーの問題でマークからのメッセージは全部はねられていましたので、またかなーと心配していました。 いま、ちょっと安心しています。 明日マークからのメッセージをニュースレターでお知らせ致しますので、少しお待ち下さい。 マークのところは2015年産のヘザー・ハニーが7月に完売してしまい、今年の収穫が終わるまで販売するヘザー・ハニーがないそうです。 やっぱりスコットランドの人たちにとって、ヘザー・ハニーは切っても切れないはちみつなのだと改めて知らされました。

最近多いのです

2016年6月20日

ここ2・3ヶ月の間に数名のお客様からマヌカハニーについて教えて下さいというお尋ねが多いのです。 お尋ねのありましたお客様にはお答えしています。 お客様たちはミツバチの習性などお分かりになりませんから当然です。 お客様の中にはかんがえられないほどのお値段をお支払いになっていらっしゃた方もいらっしゃいますので、私はびっくりしています。 お尋ねのありました全員のお客様がマヌカハニーが身体によいと言われて食べてきたのですが、全然変わらないとの事でした。

今はヘザーヒルズ ヘザー・ハニーのファンです。  「ヘザー・ハニーは食べるとすーっと身体の中にしみこんでゆくのがわかるのです。」と吹田市にお住いのお客様や和泉市にお住まいのお客様はお話し下さいました。

このようなお話しをお聴きしますと本当にうれしくなります。

FOODEX 2016

2016年3月4日

10月14日にNHK BSプレミアムでヘザーヒルズ ヘザー・ハニーが紹介されてからすでに4ヶ月以上経ちました。 沢山のお客様がヘザーヒルズ ファームのヘザー・ハニーにご興味を持って下さり、またご注文も頂きました。 感謝・感謝です。 ただ、気候の変化によりヘザーの花が咲く時期は雨が続く為、年々収穫量が激減しているので、スコットランドでも毎年品不足になります。

ヘザーヒルズ スコティッシュ ハニーは1995年のFoodex ’95(国際食品展 1995)にブースを構え出展しました。 もう21年も前のことです。 その後は英国大使館のブース、近年はスコットランド国際開発庁のブースに展示していただいています。

今年も3月8日から11日までの4日間 Foodex 2016 が開催されます。 ヘザーヒルズ スコティッシュ ハニーはスコットランド国際開発庁のブースに展示します。 3月10日はヘザー・ハニーを使ったお料理のデモンストレイションがあります。 スコットランドからシェフを招き会場でヘザー・ハニーを使ったお料理を作りお客様に試食して頂くのです。  ブースのまわりはヘザー・ハニーの香りが漂うのですよ。 ヘザー・ハニーは個性豊かなハニーですから。

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