ロコブログ
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カウンセラーよりずっとヒントがありました。

2010年12月6日

閉店近くにいらっしゃいましたお客さま、 時々お母様といらっしゃるヘザー・ハニーのファンです。  とても繊細なお嬢さんです。

何年か前、軽いうつ病になり、今はずい分と改善されたとのことですが、 時々気持ちが沈んだり、何もしたくなくなったりするそうです。 人間誰でも気持ちが明るい時と暗い時がありますよね。 いろいろお話をしました。

私の経験や過去に出会った様々なお人達のこと、 カナダに住んでいた時のこと、 カナダの大自然のこと、お話しているうち、時々「分かりました、 そう言う事ですよね」 とか 「分かりましたやってみます」とか、私がお話したことの中からヒントが沢山あったようで、 「カウンセラーよりずーっといいです。 私のカウンセラーは話しを聞いてくれるだけなので、何にも解決しないんですよ。 今日いっぱいお話出来たし、いろいろ気付かせてもらったし、 自分でどうしていったらいいかヒントも貰えたし、本当に良かったです。 これからここでお話してカウンセリング受けにきます。  他の人にもカウンセリングをしてあげたらどうですか?」  と言ってお帰りになりました。

ハチミツを乗せた船がまだ日本に到着しないの?

2010年12月1日

マークです。  シェイラ アンド ロコ向けに12月17日に出荷したハチミツは2トンですが、まだ日本に到着していないそうです。 ロコから連絡が入りました。  こちらの内陸輸送が遅れたらしいです。  ヘザー・ハニーの在庫があと少しだそうで、ロコは心配してます。  日本は輸入するのに検疫所や税関がうるさいくて、面倒だそうですから。  早く到着すると良いです。

今年の冬は日本も雪が多いようですね。 私が住んでいるエジンバラとファームがあるパースシャー地域では昨年10月・11月はものすごい雪でしたが、その後は少し落ち着いて1月は時々陽射しも出た日があったのでマイナス18度まで気温が上がり暖かですよ。  早く春が来ると良いのですが。。。

今日は短いお知らせでしたー。

マークより

今、寒波が来てます

2010年12月1日

マークです。  日本時間の12月1日 19:00頃 シェイラ&ロコのロコと電話で話ました。  日本に向けて私達のハチミツを出荷する準備をしているからです。  天然ハチミツに対する日本の法律は厳しいそうで、 ロコはいつも嘆いています。  私達はこれからハチミツの成分分析表を用意する為に、出荷するハチミツと同じハチミツを公的機関の検査会社へ持って行かなければなりません。  この分析表はしょ糖、果糖、ブドウ糖の割合の検査で日本の厚生省管轄の検疫所で決められています。  果糖が多くないと天然ハチミツではないのだそうです。  もちろんこちらでも費用は高いです。  その上、日本で抗生物質の検査を5種類も受けるのだそうです。 抗生物質の検査費用は1種類につき50,000円以上かかるそうで、 びっくりしています。

こちらはいま寒波が来ていてブリザードに見舞われています。  今年は冬が1ヶ月ほど早く来ました。  日本は温暖化で暖かだそうですね。 羨ましいです。  温暖化はここスコットランド・ハイランド・パースシャーの夏の気候を変えてしまい、 雨ばかりです。  ミツバチは雨だと花蜜を集めることが出来ませんので、彼らが可哀そうです。  ヘザーの花が咲く間中雨ですから、ヘザー・ハニーの収穫が減ってここスコットランドでも、今まで以上に貴重なハチミツになっています。

今年採れたハチミツは来年日本の皆様に味わってもらえます。  楽しみにしていて下さい。

マークより

不思議なことってあるのですー

2010年11月22日

昨日の夕方の出来事です。  2人の大学生がいらっしゃいました。  「ちょっと見に入ったんです」とおっしゃってショウケースに並んだハチミツを見ていらっしゃいました。

「お味見出来ますよ?」

「見るだけだから、いいです」   「でも、すごく美味しいハチミツですから、ちょっと味わってみたら? 市場で売っているハチミツとは全く違いますよ」

では、と云う事で テイスティングをして頂き、ヘザーヒルズのハチミツのお話をさせて頂きました。  食べてびっくりだったそうです。  「今まで味わったことがないし、食感も香りも独特で美味しいすね、 ハチミツにこんな感動を持ったのは初めてです。」 とお二人とも言っていらっしゃいました。

お二人とも東京農大の学生さん、 お一人(Wさん)はハチミツの研究室にも行っていらっしゃるそうです。 そこでハチミツやミツバチ・はちみつの品質の話、 ミツバチの習性などいろんな話をしました。  もう一人(Sさん)はキノコを研究している教授の研究室にも行かれるそうで、 それではと 「ここのお客様のお父上は東京農大のキノコの権威で、もうずーっと以前に退官なされて千葉の勝浦へ移り住みましたけれど、昨年他界されたのよ、 中村教授とおっしゃるのだけれど、Sさんの先生この中村教授ご存じかも」

Sさん、 「中村教授?、僕の先生から聞いたことがあります。 僕の先生は自分はキノコの権威で中村教授の弟子と言ってました」

「えーっ、そうなの?」 とびっくりでした。

それから、いろいろなお話が弾んで気がついたら10:30PMを過ぎていました。  帰りが遅くなりましたけれど、楽しかったー。

今日、この事を他界された勝浦の中村教授の息子さんにメールでお知らせしましたら、早速お電話を頂き「不思議なことってあるのですねー」と今日は中村さんとのお話に花が咲きました。  以前カツオのお話をして下さった勝浦の方です。  中村さんからのカツオのお話は前のブログ 「レッドシールのカモミールティー」 にあります。

October 18,2010

2010年10月18日

ヘザーヒルズ・ファームのマークです。  私は元気ですが、皆様はいかがお過ごしですか?

今年の夏は昨年よりはほんの少し良かったです。 が、はっきり言って全く良かったとは言えません。 ここパースシャーは5月と6月は晴れた日も多くとても嬉しかったです。 が、その後はあまり良くなかったのです。 今年は2・3週間前から冬の気候になり、例年より早い冬の訪れです。  何年か前は、10月になってから素晴らしい天候になり素晴らしいヘザー・ハニーが採れたことがあったのですよ。 香りも素晴らしく森の中にあるハチミツを保管する倉庫の中も外もと言うか、森中がヘザーの花の香りに包まれていましたから。  そんな年が再び来ることを願っています。

今年の収穫量は例年より少ないですが、 販売はすごく増えています。  なぜなら、 世界中の人々が私達のハチミツの素晴らしさを認識し始めたからです。  日本もやっとですね。

今までも販売して来たのですが、 来年はもっと手作りジャムにも力を入れようと計画しています。  私が手作りします、 私のレシピで。  原料は近郊で採れた朝摘みのベリー類です。  ここパースシャーはベリー類の産地ですから、 ストロベリー、ラズベリー、ブラックカラントです。  ただ、 日本と違って瓶はハチミツと同じ340gですから、少量を好む日本ではどうか心配です。  日本のみなさま、 私が作ったジャムに興味ありますか?

冬が早く来たので、ミツバチ達をシェルターに入れる作業に忙しい毎日です。

マークより

素敵なシェフ達

2010年10月11日

2・3日前、 英国政府観光局からのニュースが入り素敵な記事を見つけました。

現在、英国で人気のシェフ ジェイミー・オリバーさん、 まだ若いシェフです。 ご存じの人もいらっしゃるでしょうね、英国の第一人者ですから。 ジェイミーは自力で貧しい子ども達の学校給食を援助しています。 そればかりではなく、学校給食の改善に力を注いできました。 このことが政府の目にとまり、政府は学校給食の予算を増やし改善することにしたのです。

2002年にジェイミーはプロジェクトを立ち上げまちた。 それは、 恵まれない環境で育ち1度もレストランへ行ったことのない15人の若者をシェフに育て、 自分の経営するレストランで働いてもらっているそうです。  そして、それらのレストランで得た利益は人材育成やチャリティーなどに活用しているそうです。 それ以後、毎年新しい若者たちを育てているそうですよ。

素敵なニュースと思いません?

日本では?と言うと、私が知っているのは淡路島にあるリゾートホテル 「ホテル アナガ」 さん。 市の計画により障害者を雇用することになっていて、 現在、悠太さんと言う若者がホテル・アナガのフレンチ レストラン 「ガトー・ドゥ・ラ・メール」 で働いています。 総料理長の中野シェフが直々に教えたり、スタッフみんなで教えているそうですよ。  これも素敵なニュースですよね?

ちょっとびっくり

2010年10月8日

午前中ご婦人からお電話がありました。

「ヘザーヒルズ・ヘザー・ハニーのことでお伺いしたいのですが」

「はい、どの様なことでしょうか」

「ヘザー・ハニーの色が茶色っぽいのですが、痛んでいるのでしょうか?」  ここで、ちょっとびっくり。

「ヘザー・ハニーは茶色っぽい色なのですが。。。  ハチミツはお花によって蜜の色が違うのですよ。 濁っているのは花粉が沢山含まれているからです。 栄養素は花粉の中に含まれていますから、透き通ったハチミツは栄養が少なくなっています。」 とご説明しましたら、

「そうですか、分かりました。」 との事でした。

日本では濁っていると商品価値が落ちるとして花粉を抜いているハチミツが一般的ですので、今日のご婦人のご質問も納得です。  お店にいらっしゃるお客様でも、よく同じご質問をされます。 皆さまハチミツが身体に良いことはご存じでもハチミツはお花によって味も香りも色も違うと言う事、 ましてや品質や栄養素も違うと言う事をご存じないのでしょうねー。

August 10, 2010

2010年8月10日

マークです。  今年の冬は寒い上に長かったことは前回のニュースレターでお知らせしましたが、 あれからまた雪が降り、5月にスキーが出来たほどでした。  5月後半になって、やっと冬が去ったのです。 これはミツバチ達にとっては大変深刻なことでした。

6月はブロッサム・ハニーが採れる季節です。 近年になく天候に恵まれたのですが、残念ながら寒く長い冬の為大量のミツバチが死んでしまい、各巣箱は正常な状態ではありませんでした。 せっかく良い天気に恵まれたのに、今度はミツバチ達が正常な働きが出来なくなってしまったのです。 その為、ブロッサム・ハニーはたくさん採れませんでした、今年もまたです。 天気は良かったのに。。。 通常ですとミツバチ達は5月には蜜を集める状態に戻れるのですが、今年は時間がかかりました。 上手く行かないものです。

7月後半からヘザーの花が咲き始め、 8月から9月半ば過ぎまでヘザー・ハニー (ヘザーのハチミツ) を収穫する時期ですが、今は天候が悪くなってしまいました。 9月半ばまでにはまだ4週間ありますので、晴れる日が続くことを願い、祈っています。

日本の経済が悪いことはニュースでも聞いていますし、 シェイラ&ロコのロコからも聞いています。 ここスコットランドも経済状態はすごく悪いですが、人々はヘザーヒルズのハチミツをたくさん食べていますよ。 日本の皆さまは私達のハチミツを食べていますか?

世界中でミツバチが病気にかかったり、いなくなったりして、ハチミツが不足している為、世界中で価格が急騰し続けています。 ハチミツは人類にとって欠かせない食品ですから。

マークより

April 29, 2010

2010年4月29日

ヘザーヒルズ・ハニーのファンの皆様、お元気ですか?  ヘザーヒルズ・ファームのマークです。

スコットランドは2週間前には春めいて、太陽が輝くと昼間の気温は18oCまで上がりましたが、今は再び冬の様な寒さです。

15年振りの降雪量と厳しい寒さに加え、例年より長い冬だった為、私達の健康なミツバチ達でさえ体力が失われてしまい、沢山のミツバチが死んでしまいました。 例年ですと冬はもう少し短く、ミツバチ達も耐えることが出来たのですが。。。 この冬は想像以上に多くのミツバチを失ってしまいました。 春を迎え新しくミツバチを購入して補わなければなりません。 養蜂家の中にはミツバチの80%を失った人がいますから、私達はまだ良い方なのです。

アイスランドの火山噴火による被害は今のところ出ていません。 このままの状態ならハチミツの収穫時期には影響ないと考えています。 でも、 ここパースシャーの季節の訪れは例年に比べると2~3週間も遅れています。 ですから収穫時期の夏が例年通りにやって来れば一斉に花が咲き、ものすごく忙しい日々となるでしょう。

過去3年続いてハチミツの収穫量が極わずかでしたので、今年こそ6~9月の収穫最盛期には晴れる日が続いてくれることを心から祈っている毎日です。  暖かさが戻れば巣別れをさせる仕事をします。

マークより

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