ヘザーヒルズファームからのお便り
ヘザーヒルズファームからのお便り

ヘザーヒルズファームからのお便り

もうすぐ冬です 25th Oct. ’18

2018年10月25日

日本の皆さまお元気ですか?

7月以来のお便りです。 7月から10月初旬まではヘザー・ハニーの収穫で一年で一番忙しい時期でしたので便りを送ることが出来ませんでした。10月はミツバチ達をシェルターに集めます。 巣箱の移動はミツバチ達が眠っている間に行わなければなりませんから、夕刻から朝、太陽が昇る前にします。 ミツバチは冬眠はしませんから、スコットランドの冬の寒さに耐えることが出来ないミツバチは死んでしまいます。

7月末に駐日英国大使館の公邸シェフ・吉田龍樹さんがヘザーヒルズ ファームに来てくれました。 彼は養蜂を手伝ってくれました。 良い経験になったのではないかと思っています。 7月末はベル・ヘザーが咲く時期でした。 龍貴が手伝ってくれた間、ベル・ヘザーのはちみつは約4トン採れました。 ほんの少しです。 龍貴が写真を送ってくれましたので、皆様にもお見せします。 では、またニュースを送ります。 マークより

楽しみです。 21st Jul. ’18

2018年7月21日

マークです。 嬉しいニュースなのでお知らせします。

駐日英国大使館の公邸シェフの吉田龍貴さんが私達のヘザーヒルズ ファームに来ることになりました。 彼はスコティッシュ シーフードの視察の為スコットランドに来ます。 スコットランドからずーっと北の諸島に行くそうです。 帰りに是非ヘザーヒルズ ファームと言うことになったのです。 彼が来るのは7月29日・30日ですが、楽しみにしています。 龍貴は私達のヘザー・ハニーのファンで大使館で行われるレセプションのお料理・お菓子に使っているそうです。

残念ながらヘザーはちょうど咲き始める頃なので、8月のヘザーの花が咲き乱れる素晴らしい景色を楽しんでもらえません。 もっとも8月の天候が良ければの事ですが。。。   マークより

巣箱の移動作業中です。 16th Jul. 2018

2018年7月17日

日本は猛暑だと聞きました。 また痛ましい豪雨の被害も沢山出ているそうですね。 シェイラ アンド ロコのロコから聞きました。 被害を受けた人達が早く通常の生活が出来ることを遠くスコットランから祈っています。

私達はいま巣箱をヘザーの咲く丘陵や荒野に移す作業をしています。 毎朝3:30に起きて作業をします。 何故こんなに早くと思われますかも知れませんね。 そうです、ミツバチ達が眠っているうちに巣箱を運ばなければならないのです。 ミツバチ達は朝日が出ると活動を始めます。 その前に巣箱を移動させるのです。

7月半ば過ぎるとベル・ヘザーの花が咲き始めます。 ベル・ヘザーが咲く期間は約2~3週間なので、8月の第一週位までです。 リング・ヘザーは8月の第一週頃から10月初め頃まで長い間咲きます。 3・4年前にベル・ヘザーの花だけのヘザー・ハニーを日本に送ったことがありました。 ベル・ヘザーだけのはちみつは少し色が濃く、リング・ヘザーのはちみつよりほんの少しの苦みを感じます。 スコットランドではベル・ヘザーのはちみつもリング・ヘザーのはちみつも特にわけません。 全てヘザーヒルズ ヘザー・ハニーです。

これから先、 良い天気に恵まれてヘザー・ハニーが沢山採れることを祈りながら、巣箱の移動作業をしています。 ちょっと眠いですけれど。

  マークより 

2018年もまた 20th, June ’18

2018年6月21日

マークです。 6月6日にエディンバラでスコットランドの食品と飲み物の審査会がありました。 今回はゴールド アワードは逃しましたけれど、私が手作りしたラズベリージャムは素晴らしく美味しいと評価されました。 材料のラズベリーは私達のはちみつと同じ様に毎年味・色・実の熟れ具合が異なります。 昨年はゴールド アワードを受賞しましたから、今年のラズベリーの出来具合が良い事を願っています。

下の写真はコンテスト後のレセプションの写真です。 ちょっと暗いですけれど。。。

長かった冬 18th, June ’18

2018年6月18日

日本の皆さまお元気ですか? ヘザーヒルズ ファームのマークです。

私達はやっと今年のブロッサム・ハニーの収穫を始めることが出来ます。 この冬はとても寒く、例年より長かった為ミツバチ達が生き残るには過酷でした。 気候も荒れていたため沢山のみつばちを失いました。 約25%のミツバチが死んでしまったのです。 全滅した巣箱と私達の作業場、倉庫、ショールームが写った写真を送りますので見て下さい。

左の建物は倉庫、奥の建物はショールーム、右の建物は作業場、全滅した巣箱の一部

5月に入ってから太陽が美しく輝き、私達は失ってしまった巣箱の数を分蜂によって取り戻しましたけれど、十分なはちみつの収穫は期待出来ません。次に訪れるヘザー・ハニーの収穫時期のためには分蜂した新しい巣箱の中のミツバチ達の健康状態を良くしなければならないのです。 そのためには天候が左右します。 ですから私達はこれから先再び晴れる日を望み、それが長く続くことを心から願っている毎日です。

皆様は写真の左手前の犬に気付かれましたか? コリードッグ(羊の番犬)で私が養蜂をする時の友達「ルディ」です。 彼女は1才でとても愛らしいです。 では、今日はこの辺で。

また、すぐ連絡します。 2018年のジャムコンテストのお話です。      マークより

まだ寒いので 16th March ’18

2018年3月28日

日本の皆さまお元気ですか?  2017年産のヘザーヒルズ ヘザー・ハニー、ブロッサム・ハニー、ウイスキー・ヘザー・ハニー、その他はすでに日本に届いていると思っています。

日本はもう暖かく桜の花も例年より早く咲いたとシェイラ アンド ロコのロコが話していました。 こちらはまだ冬です。 例年ですとミツバチ達をシェルターから出して、最初に彼等の餌となる菜の花畑に巣箱を置くのですけれど、今年は寒いのでまだミツバチ達をシェルターから出せません。 今週は少し暖かかったのですが、来週はまた雪になる様です。

今年は春が遅いので心配です。 また、ニュースを送ります。    マークより

久しぶりです、お元気ですか? 18th Jan. ’18

2018年1月19日

日本の皆さまは楽しいクリスマスと新年を過ごしましたか? 私達はクリスマスから2週間お休みして、1月8日から仕事に戻りました。 こちらの冬は寒いですが例年と同じです。

日本へ送るハニーとジャムはクリスマス前に準備しましたが、3日前に港へ向けて送りました。 日本に到着するのは多分3月初めになるでしょう。 糖分検査と抗生物質検査の為のハニーはすでに検査会社へ送りました。 これらの検査結果は輸入時に必要な書類との事です。 日本の輸入業務はとても厳しいそうですね。 いつもシェイラアンドロコのロコから聞いています。

素晴らしい味覚を持つ日本のヘザーヒルズ ハニーのファンの皆さまに私達のハニーをお届け出来ることを誇りに思っています。 2018年が皆さまにとって素晴らしい年であることを遠くスコットランドから祈っています。 

マークより

素晴らしいブロッサム・ハニーです 1st Aug. ’17

2017年8月2日

ニュースを送ることが出来ずにすみません。  とても忙しかったのです。 これからはもっと忙しい時期になります、ヘザー・ハニーの収穫が本格的に始まるからです。 私達のミツバチ達はとても元気に活動しています。

今年、彼等はとても素晴らしいブロッサム・ハニーを収穫してくれました。 ここパースシャーの春は近年になくお天気が良くとても暖かかったので、沢山の野生の花々が咲き乱れ、またストロベリーやラズベリー、グーズベリーなどベリー類の花が次々と咲きました。 ブロッサム・ハニーの収穫時期でしたからミツバチ達は容易に蜜を集めることが出来、巣箱はすぐにいっぱいになりました。 今年のブロッサム・ハニーがどんなに素晴らしい出来になったと云う事は言うまでもありません。  2016年産のブロッサム・ハニーも昔の様にベルベットの光沢がとても美しく美味しいはちみつなのは日本の皆さまもご存じと思います。

残念ながら7月の天候はあまり良くなかったですけれど、私達は巣箱をワイルド・ヘザーが咲く地域に移しました。  ベル・ヘザーの花はすでに終わってしまいましたが、天候が悪かった為ベル・ヘザーのはちみつは殆ど採れませんでした。  リング・ヘザーの花はすでに咲き始めていますので、太陽が降りそそぐ8月であることを願っています。 でも7月の雨はこれから開花のピークを向かえるリング・ヘザーの花には良かったので、晴れる日々であることを心から願っています。

年々ヘザー・ハニーの収穫が激減している為、ここスコットランドでもヘザー・ハニーは不足しています。 スコットランドの人々にとってはヘザー・ハニーは大切なはちみつなのですから。 スコットランドの宝です。 

これからますます忙しい日々になりますから、しばらくの間はニュースを送ることが出来ません。

マーク より 

巣箱の移動中です 10th Jul., ’17

2017年7月10日

マークです。 ヘザーヒルズ スコティッシュ ハニーが好きな日本の皆様お元気ですか?

ブロッサム・ハニーの収穫が終わり、今は巣箱をヘザーの花が咲く原野に巣箱を移す作業をしています。 巣箱の移動は日の出前と日没後に行わなければなりません。 ミツバチ達が巣箱に戻り、巣箱の中にいる間にしなければならない仕事です。 ワイルド・ヘザーが咲く丘陵や原野は広大な地域ですから1,300個の巣箱をグループごとに分け、置く場所も十分に配慮しなければなりません。  もちろん巣箱を置く場所はシーズン中にも変更します。 また、ミツバチ達がたくさん蜜を集められるように状況に応じて、巣箱の向きも変えます。  一日に3・4箇所しか廻れませんので、7月の末から9月いっぱいは忙しい日々となります。

パースシャー一帯はスコットランドの中でも一番たくさんワイルド・ヘザーの花が咲く風光明媚な地域なのですよ。

今年は天候に恵まれることを願いつつ作業をしています。   では、また。

マークより

スコティッシュ ハニーの検査 8th Feb. ’17

2017年2月8日

こんにちは、 お元気ですか? ヘザーヒルズ ファームのマークです。 と、改めて名乗ることもありませんね?

スコティッシュ ハニーの検査が済み、3日前にここから出荷しました。 検査証は日本で輸入する時に必要な書類の一つです。 糖分の検査と抗生物質の検査が必要です。 糖分検査は果糖・ブドウ糖・しょ糖(お砂糖と同じ成分)の割合い検査で、 しょ糖は5%以下、 果糖とブドウ糖は果糖がブドウ糖より多くなければなりませんし、 果糖は全糖分の50%以上でなければなりません。  抗生物質は5種類もあるのです。 まず、一番怖いクロラムフェニコール、ストレプトマイシン、テトラサイクリン、クロルテトラサイクリン、オキシテトラサイクリンの5種類です。  天然はちみつの輸入はとても厳しく大変といつもロコが言ってます。 日本は検査費用がものすごく高いし、時間もかかるそうですのでスコットランドで検査して検査証を発行してもらいます。 でも、検査会社は日本の厚生省が指定した検査会社でなければならないのですよ。 (どうしてかなー???)

2016年産のハニーは3月半ば過ぎに日本に到着する予定です。  お知らせでした。     マークより

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